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株式会社静科

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    マルチ室外機の騒音対策@京都府~屋根付き防音カバーで音の回り込みをブロック

    こんにちは、ソリューション事業部のHです。

    最近、高校生の時に購入した原付に久々に乗りたくなり、お店でメンテナンスをしてもらいました。現在では生産中止しているお気に入りの原付でしたので、乗れるようになり大変嬉しかったのですが、メンテナンス費に6万円もかかってしまい、財布には大ダメージを負いました。安い中古の原付でしたら6万円も出せば買えてしまいそうですね。

    さて、今回は京都府の商業施設屋外に設置されている室外機の騒音対策事例をご紹介致します。

    マルチ室外機の騒音対策

    今回は大きめのマルチ室外機の騒音対策でした。マルチ室外機とは、複数の室内機と接続が可能な室外機の為、一般住宅に設置してある室外機よりも設置寸法が大きく、稼働音もその分大きく聞こえてしまうのがネックとされております。

    対策に使用したパネルは『一人静タイプA』でした。室外機と言えば低周波を伴っておりますので、低周波騒音に向いている『一人静タイプL』を選定する案もございましたが、今回は壁等も利用して囲うような対策が可能という事もあり、騒音の低減値的にタイプAで事足りるという理由の元、このような判断となりました。

    因みに、通常の防音パネルは厚さが100mm程度あり、重さもその分重いため工期が大変長くかかってしまいますが、弊社の『一人静タイプA』は薄型軽量になりますので、施工期間(工期)も短縮できるのがおススメなポイントの一つでもあります。今回の工期で言えば1日半での設置完了となりました。

    屋根を取り付けて音の回り込みをブロック

    先程「囲うような対策が可能」と書かせていただきましたが、上部には防音パネル(一人静タイプA)で屋根を設けております。音は周囲に広がっていってしまう特性を持っておりますので、こうすることにより、騒音が外部へ回り込みしにくくなります。また、メンテナンス用の切り欠きも設けさせていただきました。毎度のことながら、弊社では指定して頂いた場所への切り欠きや小扉等の加工が可能です。騒音の低減はもちろんのことですが、音を対策したことで利便性を低くしない様な設計もお任せ下さい。

    騒音調査も行っております

    弊社では現場確認させて頂く際に簡易的な騒音調査もさせて頂いております。騒音調査を行うことで現状の騒音レベルを把握出来る他、音の特質に合わせた防音パネルを選定することが可能です(一部有償なオプションもございます)。また、測定の報告書が必要な場合は、環境計量士による測定・報告書作成が可能です。特に、騒音問題で裁判を行う場合などにも有効な書類となりますので、用途によってお申し付け下さいませ。こちらは有償とさせて頂いております。

    いかがでしたでしょうか。今回は京都府にあるマルチ室外機の騒音対策事例をご紹介させて頂きました。室外機の他にも様々な騒音対策を行っておりますので、気になる方は御気軽にお問い合わせ下さい。

    施工前
    施工後
    屋根の取付