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吸音材のご質問~吸音材の性質について

2013-02-13 ブログ

今回はよくご質問いただきます、吸音材の性質に関して記載させていただきます。

前回(2月11日のブログ)でも触れましたが、防音材には吸音材、遮音材、制振材があります。吸音材は材質的にはスポンジの様に内部に空気層(小さな隙間)があるものが挙げられます。

その空気層でも「独立気泡<」と「連立気泡」によって吸音効果が変わります。

「独立気泡」はその名の通り穴が独立しており、音が通り抜けしません(物質自体の音の通り抜けはします。水を吸いません)。「連立気泡」は穴がつながっており、音が入りやすくなっております(水を吸います)。

この2つの違いは吸音が音のエネルギーを熱のエネルギーに変換するのに大きく作用します。断熱材として使用する場合は、「独立気泡」の方が熱の行き来が少なく断熱性があります。難しい話になってしまいましたが、「連立気泡」の素材の方がより吸音性能があります。

独立気泡と連立気泡のイメージ

独立気泡と連立気泡のイメージ

また、室内に吸音材を設置する上で壁紙を貼っていいのか?/strong>という質問もあります。答えは、通気性の無い素材を吸音材に付けた場合、吸音性能はほぼ効果が薄くなります。元々音は空気を振動させますので、遮られることで吸音性能はなくなります。

弊社の「一人静タイプA」は500HZで90%の吸音性能がありますが、表面に1mmの壁紙を糊付けするだけで1%にまで落ちてしまいます。ですから、せっかく吸音材を室内に設置しても内装の関係で効果を発揮しない可能性がございます。

では、表面にはまったく何も設置できないのか?というご質問にもなります。これは上記の説明をひっくり返せば、通気性のある素材を表面に付けていただくことで吸音性能を確保できます。例えば和紙や羊毛、裏打ちのない布などが挙げられます。

通気性のある素材例

通気性のある素材例

長々と記載してしまいましたが、せっかくご購入いただいた防音材を、効果的にご活用いただきたいと思います。ご質問やご相談がございましたら、「お問い合わせ」までご遠慮なくお問い合わせください。