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株式会社静科

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    3Dプリンターの騒音対策~排熱パネル製の防音ボックスで故障を予防

    みなさんこんにちは。製造部のHです。最近またコロナが増えてきましたね。忘年会シーズンですので感染しない様お気を付けください。

    さて、本日ご紹介しますのは3Dプリンター用防音ボックスです。3Dプリンターの防音をご検討の方は是非お読みください。

    3Dプリンター用ボックスを排熱パネルで作成

    3Dプリンターをご使用の方はお分かりかと思いますが、3Dプリンターは排熱音やモーター音が気になるという方が多数いらっしゃいます。今回ご相談頂いた方もそのお一人でした。

    しかし、3Dプリンターを防音するのに難点がございました。それは排熱が難しいということです。ボックス状に囲ってしまうと熱を逃がしずらくなってしまいます。熱がこもってしまうと機械の故障の原因となってしまいます。

    そこで弊社の製品が活躍いたします。弊社の製品に一人静タイプDと言うものがございます。こちらの製品はアルミのメッシュ材とアルミ板でアルミのハニカムを挟んだ仕様となっています。

    ほとんどアルミで出来ていますので熱伝導が良く、熱籠りを軽減する効果を持っています。今回のように排熱が必要な機械をボックス状に囲う時はこちらのをおすすめしています。

    最上部にある写真が実際に作成した防音ボックスになります。パネルの性能だけですと排熱に限界がありますので、今回は両側面に排気用のファンを設置致しました。

    また、今回はお客様からのご要望で扉状にして開閉できるようにいたしました。閉じた状態でも中が確認できるように扉に窓も設置致しました。このように、お客様のご要望に合わせてオプションを付けれることが弊社の強みとなっています。

    配線用金具で音漏れを防止

    騒音源をボックスで囲った際、気になるのが配線の出し入れ口です。線が通るように穴を開けてしまうとそこから音が逃げてしまう恐れがあります。しかし、配線が通せないと機械を動かせません。

    弊社ではこのような問題の対応策として、配線用のカバーを作成しております。こちらの写真の右下に配線取出し口があります。こちらの金具の中に防音効果があるスポンジを敷き詰めており、そこにコードを通して頂くことで音漏れを防ぎつつ線を通せます。

    弊社の製品はほとんどがアルミで出来ていますので、加工性が高いです。お客様が防音したい箇所に合わせて対策をとることができます。3Dプリンター以外でも騒音のお悩みございましたら、是非一度弊社にお問い合わせ下さい。