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株式会社静科

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    就寝用防音ボックスを制作~『一人静タイプL』で自動車騒音に対応

    みなさんこんにちは。製造部の花田です。先日高校時代の友人が東京の方に遊びに来ていたので会ってきました。3年ぶりの再会だったのですが変わっておらず、なんとなく安心感を覚えました。いずれ帰省してほかの友人とも遊ぼうと思います。

    さて、本日ご紹介しますのは「就寝用防音ボックス」です。就寝時の騒音でお悩みの方がいましたら是非一度お読みください。

    自動車騒音に低音特化パネルで対応

    今回ご相談下さったのは、とある個人のお客様でした。就寝時に家の近くをバイクが走っており、その音が気になって寝つきが悪いとのご相談でした。近年こういった道路騒音によるご相談が増えてきております。

    しかし、自動車騒音の対策にはとある課題がございます。それは、「騒音が低い音」ということです。防音材には一番効果を発揮できる周波数があります。一般的に防音材で知られているグラスウール等は人の声位の高さの音で、一番効果を発揮します。

    しかし今回問題となっている自動車騒音は、人の声よりも低く、防音しにくい周波数帯となっています。そこで弊社の製品が活躍いたします。弊社の製品に「一人静タイプL」という物がございます。こちらの製品は代表製品の一人静タイプAに厚さを増して、石膏ボードを組み込むことで重量も増しています。

    低い音は、高い音と比べて振動エネルギーが高くなっています。空気の振動が強いので、軽い素材だと一緒に振動してしまい防音効果が落ちてしまいます。重量を増すことで振動しにくくなり、低い音にも対応が可能となります。

    最上部の写真が実際に作製した防音ボックスとなります。今回は一人静タイプLを使用しています。サイズは外寸が2×2mとなっています。実際にご使用いただく際には、床用防音材として弊社で取り扱っているGrandを敷いてご使用頂いています。

    今回は現場が茨城県と、車でお伺いできる場所でしたので実際にお伺いして設置いたしました。設置した部屋は畳の部屋でしたので、畳に跡が付かないように1度緩衝材をしいてその上に設置いたしました。設置はおよそ3時間で完了致しました。

    今回設置後の騒音測定は行わなかったのですが、その後効果をお伺いしたところ、快適に眠れるようになったと言っていただきました。音の感じ方は人それぞれですが、ご満足いただくことができました。

    弊社の製品は様々な音に対応することが可能となっています。自動車騒音以外でも、なにか騒音でお悩みの方がいましたら是非一度弊社にお問い合わせください。