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2017-11-20

InterBEE@立体音響ブースを体験しました!

先週、11月15日(水)~11月17日(金)に開催された「2017年国際放送機器展 International Broadcast Equipment Exhibition 2017(略称:InterBEE2017)」の最終日に参加した製造3号です。普段は工場機械などの防音ボックスを製作している静科ですが、音楽用吸音・調音パネルの製作もおこなっております。

今回幕張メッセでおこなわれたInterBEEにて弊社のブースでは、新作の吸音・調音パネルの発表、展示に加え、立体音響ブースの展示をおこないました。立体音響ブースは3社合同での出展になっております。弊社からは適度な吸音をおこなっている吸音ブース(防音室のような部屋)をご用意させて頂きました。

立体音響体験では複数あるスピーカーから出る音に包み込まれるような体験ができます。今年のInterBEEでは他社ブースでも立体音響体験がおこなわれていました。他社様のブースでの体験はできませんでしたが、弊社でおこなわれた立体音響体験と他社様でおこなわれた立体音響体験がどのように違うのかと言いますと、大きな違いは見た目でわかるように「部屋がある」か「部屋がないか」というところになるのではないでしょうか。部屋がない場合、会場内の雑音(話し声や他ブースの音など)が体験中に邪魔してしまい、1つ1つ正確な音が聴きとることが難しくなります。ですが、通常部屋を作りその中で音を出すと音が反響してしまいより正確な音が聴きとれない原因になってしまいます。しかも今回部屋の中では9つのスピーカーにより音が出されています。2つ3つでも音がごちゃごちゃしてしまうと思います。ですが、今回用意した部屋は「弊社特製の吸音パネル」で製作した部屋ですので、適度な吸音効果により混ざり気のないクリーンな音を体験可能にしました。(もちろんスピーカーの性能も高く、配置や音の調整も完璧なのでより素晴らしい空間に仕上げることが出来ました。)また、会場のうるさい音も中に入ってくることがないため、1つ1つのスピーカーから出る音を正確に聴くことが出来る空間になりました。「素晴らしい」や「面白い」などといった感想はもちろん弊社のパネルにも興味を持っていただけました。

 

近くのブースにて「BABYMETAL」でギターを弾いている藤岡幹夫さんの演奏がおこなわれており、上手すぎてつい夢中に聴き入ってしまいました。サインと写真を撮って頂きました。

めちゃくちゃかっこよかったです。

藤岡幹夫さん


神奈川県厚木市金田492-1