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株式会社静科

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    床用遮音シートで簡単防音対策~下階を気にしない生活を~

    製造部です。

    床衝撃音に対するフローリングの構造の課題

    マンションやアパート等の集合住宅で起きる騒音問題で多いのが、床衝撃音です。十数年前、畳からフローリングへのリフォームが流行りましたが、それに伴って床衝撃音という問題が現れました。昔のフローリングは、床スラブをフラットにするため裏面にカルシウムプラスチックというプラスチック樹脂にフィラーと呼ばれる炭酸カルシウム・タルク・ガラス繊維などの無機質充填剤を混合した物を使用していました。

    こういったフローリングは遮音に対して考慮した構造ではありませんでした。その為リフォームによって下階の住民の居住環境の悪化が増えたそうです。現在の市販の防音フローリングの性能はかなり向上しているそうですが、まだまだ床衝撃音問題は課題が残されています。

    床衝撃音と音の伝わり方について

    さてまず床衝撃音とは?と思っている方も多いと思います。床衝撃音とは、歩行音だけではなく食器を落としたり、子供が飛び跳ねたりした時の衝撃が床に伝わり階下に放射される音の事を言います。更に音の伝わりには「空気伝搬音」と「個体伝搬音」があります。

    「空気伝搬音」を遮音するには面密度の高い素材を用いるか、厚みのある材料を敷けば効果があります。「個体伝搬音」の遮音は難しく、床の素材によって下階への騒音が大きくなります。また落とす素材によっても大きさが変化します。

    床衝撃音に効果を発揮する弊社の床用遮音シート

    床衝撃音は高音域の音の「軽量衝撃音」とドンっというような低音域の音の「重量衝撃音」と分類しています(※日本工業規格)「重量衝撃音」を低減させるためには床スラブの構造を改良しないと解決できないと言われています。

    「そんな時間も予算もない!」とお悩みの方へお薦めなのが弊社床用遮音シート「一人静Grand」です。床の下地材としては勿論、直接フローリングの上に敷き詰め、カーペットを上に敷いて頂くだけで効果が発揮されます。前述の「軽量衝撃音」と「重量衝撃音」には遮音等級というのが存在します。

    「一人静」は、LL40相当(軽量)とLH55相当(重量)という性能評価を外部測定機関で証明されております。※試験方法はJIS A 1440-1:2007/1440-2:2007規格及び指針に基づく…で結局どんな性能なの?とお思いだとおもいます。

    軽量衝撃音に関してはほぼ聞こえない性能の「一人静Grand」

    マンション・共同住宅では、品確法で性能を表す等級が存在します。等級2から等級5まであり、等級5が一番いい遮音性をもったお部屋です。「一人静Grand」を使用すれば、理論上は等級4相当になります。軽量衝撃音に関してはほぼ聞こえない性能を持っています。※あくまでも素材の性能のみの評価です。床の構造等によって変わります。

    下階からの苦情でお困りの方も、引っ越しのタイミングで防音したい方へおすすめです。床用遮音シート「一人静Grand」はカッターで簡単にカット出来、床に敷き詰めるだけの簡単施工ですのでお客様ご自身でも設置可能です。床面積をご連絡頂ければお見積りを致しますので、お気兼ねなくお問い合わせください。