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株式会社静科

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    コンプレッサーの騒音対策~開閉可能なアクリル窓付き防音ボックスで操作や点検を容易に

    みなさんこんにちは。製造部の大澤です。今月頭からPS4版の無料オンラインゲームに「ガンダムエボリューション」というタイトルが追加されました。私は友人に誘われて先週プレイさせて頂きました。ガンダムシリーズについては、あまり深い知識を持ち合わせていないのですが、最大6人までチームを組んで通話しながら遊べるという点に惹かれました。これを機にいずれかのシリーズを視聴してみたいと思います。

    さて、今回はコンプレッサー用防音ボックスのご紹介です。

    コンプレッサー用防音ボックス

    コンプレッサー用防音ボックス

    防音ボックスの仕様について

    こちらはコンプレッサーの騒音対策で製作した防音ボックスです。操作盤が外から視認できてなおかつ操作が可能な防音ボックスを製作してほしいとのご依頼により、製作しました。仕様パネルに放熱効果のある『一人静タイプD』を用いた5面体仕様で、開閉可能なアクリル窓、冷却用ファンカバー、加えて取手を付けることにより正面パネルが取り外し可能となっております。

    放熱性のある一人静科タイプDを用いて熱籠り対策

    コンプレッサーに限らず駆動し続ける機械をパネルで全面囲ってしまうと熱の逃げ場がなくなり、内部の温度が上昇してしまうので、オーバーヒートしてしまうのではないか?と疑問に感じられると思います。確かに弊社の『一人静タイプA』などは断熱性があり、完全に機械を覆ってしまうと熱の逃げ場がなくなり、内部の温度は高くなってしまいます。そんな時に活躍してくれるのが『一人静タイプD』です。

    『一人静タイプD』の基本的な構造自体は『一人静タイプA』と同じになっていますが、ハニカム材をペーパーからアルミ材に変更しています。そのため熱を伝動しやすく、内部の熱を放出しやすい仕様となっています。

    実際に、内部に白熱電球を入れて内部温度を測る実験を過去に行いました。タイプAで作製したボックスとタイプDで製作したボックスで比較をしたところ、タイプAが約100度まで上昇したのに対し、タイプDは約80度と、20度の差が出ました。

    開閉可能なアクリル窓を取り付けて操作や点検を容易に

    今回の防音ボックスで特徴的な部分は、取っ手がついて開閉が可能なアクリル窓が付いている点です。弊社のパネルは加工が容易な為、ボタン操作が必要な箇所などに合わせて小窓を取り付けることが可能です。取り付ける窓もアクリルやポリカーボネイト、強化ガラスなど、お客様のご要望に応じて選定させて頂きます。

    今回はコンプレッサー用防音ボックスのご紹介となりました。

    防音対策導入にあたり、どのような仕様にするのか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。具体的な話でなくとも些細な相談でも問題ございません。騒音対策や防音工事等のご相談は、お気軽にお問い合わせください。