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株式会社静科

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    合金素材メーカーの騒音対策~クリーンルーム用防音ボックス

    こんにちは、製造部Iです。

    今年もいよいよJリーグが開幕しました。弊社工場がある厚木市もホームタウン地域に含まれているJ1クラブ「湘南ベルマーレ」ですが、開幕戦は惜しくも浦和レッズ相手に負けを喫し黒星スタートとなりました。昨年は昇格プレーオフでなんとか引き分けるという、まさにぎりぎりの残留でしたから、今年は脱下位クラスを目指して頑張って欲しいと思います。

    さて、今回の記事では先日製作を行った「クリーンルーム向け防音ボックス」についてお届けしたいと思います。

    クリーンルーム内の騒音対策向け吸音パネル~「一人静

    今回の案件は合金素材メーカー様よりのご相談で、クリーンルーム内でも使える防音ボックスの製作依頼を承りました。

    防音ボックスに使用するパネルについてご提案させて頂いたのが、静科独自の技術により開発した「一人静タイプZ」になります。

    従来の防音材との明確な違い

    従来の防音材との違いがその「発塵性」にあります。

    発塵とは文字通り塵を発する、つまりその素材がどれだけ空気中に細かい塵を出すかの度合いです。通常、グラスウールやウレタンのような吸音材はある程度の発塵性を伴うため、クリーンルームや食品工場など空気中における浮遊微小粒子が問題となる場所では使用不可のケースがほとんどです。

    一人静タイプZはそういった場所でも使用できる、従来の素材では成し得なかった低発塵機能を備わった防音・吸音パネルになります。クリーンルームはもちろん、食品工場などへの導入実績もございます。

    パネルの加工性について

    弊社の防音パネル「一人静タイプA」や「」は防音性能だけでなく、その加工しやすさも売りで、丸鋸やジグソーで簡単にカット加工ができるという魅力があります。

    一方、タイプZは独自の技術によりパネルにフィルム加工をしているため、やLなどとは違い、お客様自身での加工ができません。

    しかし、お客様のご要望に応えるため、ご依頼頂ければ今回のようなボックスを制作することも可能です(実際に製作したボックスがページトップ及び末尾の画像になります)。パネルを箱型に製作するのはもちろん、配管・配線用の切り欠き加工にも対応できます。

    中にはタイプAやLでしか対応できない加工方法もございますので、詳細につきましてはお問合せフォームよりご相談頂ければと思います。ご連絡お待ちしております。

    ボックス加工、円形加工、切り欠きなどにも対応可能